もし、言われなき罪で逮捕されたらどうする?

ニューヨーク行きが決定 2013年01月12日 なぜ、望まれない会社は...

あなたならどうする?

あなたは、香港出張の帰りだ。

取引先から「日本にいる友人が好きだからお土産に渡して欲しい」とコーヒー豆を預かり、成田まで帰って来たのだが…
もし、こんな事件で犯人扱いされたら、あなたはどうする?


(※ちなみに、これは実際に起こった事件だ)

あなたは、子供のもとに早く帰って積もる香港話を聞かせたい。
しかし、ワクワクしながら成田に到着するも荷物検査でひっかかってしまった。なんと、お土産だと思っていたそのコーヒー豆が「覚せい剤」だったのだ。物量4キロ。末端価格にして約1億。使用回数で1万回以上。「所持してました」のレベルではなく、完全に営利目的の輸入とみなされる。しかも、これだけの量を1人でさばけるはずがない。組織犯罪と特定される。そして、あなたは「何者かと共謀して営利目的で覚せい剤を大量密輸した」と断定され現行犯逮捕されてしまうのだ。

あなたの言い分なんて聞いてもらえない。言えばいうほど、犯人の言い逃れとして扱われてしまうのだ。

あなたは空港警察に囲まれて、あっという間に拘置所に叩き込まれてしまった。翌日から、家族や子供と一度も会うことも話すこともなく、検察から覚せい剤取締法違反の容疑者として尋問を受ける日々がはじまった。

この容疑の争点は、故意があったかどうかだ。つまり、「中身が覚せい剤だと知って運んで来たのかどうか?」だ。

故意罪のむずかしいところは、「あなたの頭の中にしか真実がない」ということだ。検察の立場としては、覚せい剤が出て来てしまった以上、誰かを犯人として挙げなければならないわけで、一生懸命、重箱の隅をつつき、揚げ足をとりながら、状況証拠をつくり出してはあなたを犯人に仕立て上げようとする。検察も所詮サラリーマンだ。起こる事件は1件や2件じゃないわけで、もっとも犯人にしやすい誰かを刑務所に送り込んで仕事を片付けたい。これが本音だ。そこで選択肢は2つだ。

1つの選択肢は、あなたが真実を心の奥にしまって、検察が描いたシナリオ通りに「その通りです。わたしは知ってました」と自供してしまうことだ。

この場合のメリットは多い。罪を認めてしまえば、家族との接見禁止もさっさと解除され、すぐに認めたということで情状酌量まで与えられることも多い。犯罪者というレッテルが貼られるものの、あなたは、否認し続けるよりもずっと軽い量刑で、家族のもとに戻れる日が確定するのだ。

2つめの選択肢は、「いや、そうは言っても知らなかったものは知らない。自分は間違っていません!」と、無罪を勝ち取るために真実を訴え続けることだ。

この場合のメリットは、無罪がとれなければ0だ。
そして、今の司法の実態は、真実を明らかにすることではなく、法廷に立たされたあなたにどれくらい重い罰を与えるかしか考えていない。犯人であることが前提なのだ。裁判官もサラリーマンだということだ。抱えている事件はあなただけではない。だから、1つでも多くさっさ判決を出して片付けたい。証拠のない真実を訴える容疑者なんてものは、いちばん面倒くさいのだ。
だから、真実を訴え続けても、それが通る保証はどこにもない。むしろ、法廷の場では、証明できない真実にはなんの力もないのだ。あなたが真実を訴え続けていれば、無罪を勝ち取れる可能性はゼロではない。しかし、ほとんどの場合は、家族にも会えないまま年月を重ね、状況だけが悪くなっていくだろう。

さて、あなたは、どちらを選択するだろうか?

ちなみに、この実話の女性は、「1日でも早く子供に会える日が決まったほうがいい」と、自分が無辜であることをあきらめて、自ら9年6ヶ月の判決を受ける道を選んだ。今なお服役中だ。


もちろん、すぐにあきらめたわけではない。彼女は1年以上もかけて真実を訴え続けて敗れたのだ。それでもあきらめきれずに、その場で控訴した。しかし、控訴も棄却された。1年以上、何一つ、自分の話を親身(誠実)に聞いてもらえなかったことによる、苦渋の決断だ。

そして、「彼女」とは、私の会社のスタッフである。


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